Halltech ZR1 用パーツ入荷とZ06/ZR1のブレーキクーリング
2012.06.19 Tuesday 19:59
Z06/ZR1のサーキット走行の問題点、ブレーキクーリング







写真は1997年頃に製作した、WEST ZR-1#5のエンジンルーム。

車輌重量は約1,380kg、出力は約580馬力でZF製6速M/T、デフは3.45:1、タイヤはHoosierの295/335、ブレーキはBrenbo製レース用モノブロックキャリパー、ローターは355/345mmなので、C6 Z06とほぼ近い出力で車輌重量となるが、ラジエターとOil Coolerとブレーキのクーリング容量は、はるかに大きい。

これでも夏場のサーキット走行10〜15周で、ラジエターとブレーキ共にかなりきつくなってくる。



Z06/ZR1でサーキット走行をする場合は、必ずラジエター容量アップとブレーキのクーリングダクトは不可欠となる。

Z06/ZR1共にレースカーのデチューンモデルではなく、ノーマルC6の派生モデルというのが率直な見方だ。

ノーマルZ06でサーキット走行を行う場合は、最低でもラジエターとブレーキのクーリングは行いたい。







C4 ZR-1当時からコルベットのラジエターマウントは、レースカー等とは逆の傾きとなっている。

WEST ZR-1ではラジエターの冷却効率アップを狙って、ラジエターのマウント方法を根本から見直した。但しエアコンは一切無しとなる。

当初はラジエター前に大型の空冷式Oil Coolerを装着したが、少しでもラジエターの冷却を狙って、大型の水冷式Oil Coolerを助手席側に取り付けたが、これは効果があった。

LT-5エンジンは排気量を6.15Lとしたが、インテークチャンバーの容量を1L程大きくして出力向上を狙った。また負荷を減らす為にオルタネーターの大径プーリーを製作したり、ブレーキキャリパーをBremboに交換に伴いマスターシリンダーの容量アップを狙って、他車の大容量マスターシリンダーシリンダーを改造して装着したりと、各部に可能な限り手を入れた。





ZR1用 Halltech製Carbonパーツ入荷







写真はHalltech製ZR1用吸気ダクト等となる。Dryカーボン製で重量は全く気にならない程軽い。写真には含まれていないが、ラジエターアッパーカバーが吸気ダクトの下に装着される。

付属のエアークリーナーはかなりの大きさだが、800+馬力のZR1 #2では容量不足と考え、Lingenfelter製の高効率エアークリーナーを2個装着出来るように改造するつもりだ。Z06/ZR1共にエアークリーナーの容量は十分に確保したいと考えている。







同じくHalltech製カーボンパーツを助手席側から見た写真となる。因みにこれらのカーボンパーツは、C6RSに装着する目的で開発されたと書かれている。





Z06用 Halltech製Carbonパーツ







HalltechのZ06用カーボンパーツ。ZR1用とはエアフロセンサーの装着位置が異なる。ZR1用は少し左側にオフセットしているが、Z06用はセンターとなる。



ZR1用 ヨーロッパ仕様330km+メーター入荷



ようやくヨーロッパ仕様(メーターは日本仕様もヨーロッパ仕様も同様)のZR1メーターが入荷した。







スピードメーターは330km+まで表示されている。距離計の改ざん防止を考慮してか、メーターは意外に入手が難しかった。

お待たせしました。如何でしょうか?





1978年式Firebird 販売価格



シルバー/黒色内装(オリジナル色で再塗装)、5.7Lエンジン搭載、完全オリジナル仕様、実走78,000km、距離計はキロメーター確認済み、ワンオーナー、ガレージ保管、Pontiac 東急ディーラー車、禁煙車、車検は26/5、価格158万円。

その他、3rdカマロコンバーチブル白/グレーレザーシート、1987 Trans Am GT-A等在庫。
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1978FirebirdとZ06/ZR1サーキット走行の問題点 その1
2012.06.10 Sunday 21:49
35GT-R, 1978Firebird, 2007 Z06 620HP





35GT-Rはようやく2,800kmを超えた。中央は1978年式Firebird、右は2007年式Z06で620馬力仕様。何故か小さく写っているが、中央のFirebirdが全長も5mと最も大きい。因みに車検証重量では35GT-Rが最も重く1,740kgとなる。



1978Firebird入荷





1978年式Firebirdが入荷した。ディーラー車でワンオーナー、車庫保管で禁煙車だ。色はシルバーだがオリジナル色での再塗装仕上げとなる。







同じく1978Firebirdの内装







シートはカバーが掛かっていたので綺麗な状態を保っている。







当時のPontiac正規ディーラー、東日本は日英自動車、西日本はPontiac東急だったが、三重県登録のこのFirebirdはPontiac東急となる。当時の車検証入れとオーナーズマニュアルも揃っている。





Z06でサーキット走行の問題点

2回のサーキット走行でのローターの損傷具合。純正以外のブレーキクーリンダクトは、特に装着しなかったようだが、制動時にゴーと異音と振動が発生し、明らかにブレーキトラブルが発生している。


Z06/ZR1でのサーキット走行の問題点と、その対処方法に関して数回に分けて述べてみたい。

上記のブレーキトラブルはクリーング不足が原因として考えられる。

またエンジン出力も明らかに低下していたので、これから原因を探ることになる。




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2010 ZR1, 35GT-R, 2007 Z06, 1978 Firebird
2012.06.09 Saturday 23:54
2010 ZR1, 35GT-R, 2007 Z06 620HP, 1978 Firebird



梅雨に入ったようだが、ようやく2010 WEST ZR1#2の予備検査の段取りとなった。5月よりの納車ラッシュが一段落した時点で、WEST ZR1#2の予備検査の予定だったが、多忙な毎日で遅れてしまった。またブログも暫くご無沙汰をしてしまったが、これからは精力的に書く予定だ。

さて35GT-Rも走行できず、未だに3,000kmに達していないが走りは楽しい。35GT-Rは安定感が有りすぎて面白くないとのご意見も散見するが、自分にとっては全く違う印象で極めて面白い。特に正反対の様なZR1と35GT-Rの双方を、同時に乗り比べる事で色々な発見があり新鮮だ。

一昨日入庫した2007 Z06 620馬力仕様。加えて1978年式Firebird、D車でワンオーナー、車庫保管、禁煙車も入庫した。以前1971年式Trans Am455に乗っていた頃を思い出して懐かしい。画像等は明日から掲載する予定。

また暑い夏を前に、Z06/ZR1のクーリングに関しても述べてみたい。




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