Z06/ZR1のタイヤ交換の難しさ
2011.09.28 Wednesday 22:49
Z06/ZR1のタイヤ交換



Z06の純正後輪タイヤサイズは325/30ZR19、ZR1の純正後輪タイヤサイズは335/25ZR20となるが、タイヤ交換等の作業がかなり難しい。加えてZ06/ZR1共にランフラットタイヤのため、サイドウォールが硬くタイヤの脱着がより困難だ。更にリバースタイプのホイールとなると難しさが倍増する。

「タイヤは命を乗せている」とは正に的を得た表現だが、タイヤに無理や負担を掛けない脱着(交換)は、325や335サイズを扱う立場としては絶対に求められる作業となる。



タイヤ交換作業は、もし可能なら終始立ち会ってみると良い。325mmや335mmサイズの脱着を、タイヤに無理なく負担無くストレス無くビードを必要以上に引っ張る事無く、交換がスムースにできるショップなら安心だ。

因みにMichelin はサイドが比較的に柔らかく交換が容易な方だ。BSのポテンザRE11 はストリートラジアルの中で最もサイドが硬く交換が難しい。

また交換作業時にホイールの破損も注意したい。やはり最近の新しいタイヤチェンジャー、レバーレスでホイール否接触タイプで作業するのが無難だと思う。もちろんタイヤ交換作業の敏腕オペレーターが作業を行う事が大前提となる。



タイヤバランス作業

325mmや335mmサイズのバランス取り作業は精度と根気を要する。しかも最高速度が320kmを超えるので尚更だ。Z06やZR1で高速走行中の振動の原因の大半は、タイヤバランスの狂いかタイヤの縦揺れかホイールの精度が原因と思われる。Z06/ZR1が納車されたら、まず空気圧は冷間時(走り出す前)に測定チェックをしたい。空気圧は2.1kgが指定値となるが、経験的には2.1kg±5%程度までが無難と思う。

それとタイヤバランサーのOKマークでバランス完了、というのは疑問だ。OK表示が出てもバランス作業完了とはせず、バランサーは詳細表示が可能なので、出来れば2〜3g以下に合わせたい。これも経験だが、Z06/ZR1共にタイヤのバランス不良や変形の影響が特に敏感に現れる車と云える。






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Z06/ZR1のタイヤ交換の難しさ
2011.09.28 Wednesday 22:49
Z06/ZR1のタイヤ交換



Z06の純正後輪タイヤサイズは325/30ZR19、ZR1の純正後輪タイヤサイズは335/25ZR20となるが、タイヤ交換等の作業がかなり難しい。加えてZ06/ZR1共にランフラットタイヤのため、サイドウォールが硬くタイヤの脱着がより困難だ。更にリバースタイプのホイールとなると難しさが倍増する。

「タイヤは命を乗せている」とは正に的を得た表現だが、タイヤに無理や負担を掛けない脱着(交換)は、325や335サイズを扱う立場としては絶対に求められる作業となる。



タイヤ交換作業は、もし可能なら終始立ち会ってみると良い。325mmや335mmサイズの脱着を、タイヤに無理なく負担無くストレス無くビードを必要以上に引っ張る事無く、交換がスムースにできるショップなら安心だ。

因みにMichelin はサイドが比較的に柔らかく交換が容易な方だ。BSのポテンザRE11 はストリートラジアルの中で最もサイドが硬く交換が難しい。

また交換作業時にホイールの破損も注意したい。やはり最近の新しいタイヤチェンジャー、レバーレスでホイール否接触タイプで作業するのが無難だと思う。もちろんタイヤ交換作業の敏腕オペレーターが作業を行う事が大前提となる。



タイヤバランス作業

325mmや335mmサイズのバランス取り作業は精度と根気を要する。しかも最高速度が320kmを超えるので尚更だ。Z06やZR1で高速走行中の振動の原因の大半は、タイヤバランスの狂いかタイヤの縦揺れかホイールの精度が原因と思われる。Z06/ZR1が納車されたら、まず空気圧は冷間時(走り出す前)に測定チェックをしたい。空気圧は2.1kgが指定値となるが、経験的には2.1kg±5%程度までが無難と思う。

それとタイヤバランサーのOKマークでバランス完了、というのは疑問だ。OK表示が出てもバランス作業完了とはせず、バランサーは詳細表示が可能なので、出来れば2〜3g以下に合わせたい。これも経験だが、Z06/ZR1共にタイヤのバランス不良や変形の影響が特に敏感に現れる車と云える。






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WEST ZR1パワー測定 by Dynapack に追記
2011.09.26 Monday 23:10
ZR1チューニング ステージ1 からステージ4 を追記しました。
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WEST ZR1パワー測定 by Dynapack に追記
2011.09.26 Monday 23:10
ZR1チューニング ステージ1 からステージ4 を追記しました。
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WEST ZR1 パワー測定 by Dynapack 2011年の記事を再掲載
2011.09.24 Saturday 20:39
WEST ZR1のパワー測定 741馬力

2011年9月に行った、初代WEST ZR1のパワーチェックの記事を再掲載した。
当時のWEST ZR1は、6.2Lのノーマル排気量で、741馬力を達成した。

 




WEST ZR1のパワー測定をDynapackで行った。

外気温    21度

天候     晴れ

水温     79度〜82度 WEST大容量クーリングKIT(大容量ラジエター等)装着

油温     86度〜89度

吸気温(加給)43度〜45度 大容量インタークーラー用Heat Exchanger装着

カム     ZR1ノーマル

コンピュータ WEST 改  

マフラー   WEST 改 48mmステンレスタコ足とWEST 76mmDualマフラー ストリート仕様装着

加給圧    0.94kg/cm

エンジンOIL アッシュ FSE 10W-40

プラグ    NGK7番 イリジウム


 




測定結果

最高出力は741馬力 最大トルクは101kgとなったが、4,200回転付近で若干トルクの谷ができてしまった等の問題点も残った。グラフは68kgm〜101kgmのみ表示しているので、トルクの谷が大きく見えるが、実際には約3kgmの落ち込みとなった。また通常のグラフ表示にすると、2,000〜6,440回転で約80kgm〜101kgmのトルク値となり、フラットなトルク曲線になった。

しかしながら、ZR1のトルクの立ち上がりは予想以上だった。わずか2,500回転でトルクは80kgmを超え、3,000回転では94kgm 3,500回転では100kgmに達した。

チューンドZR1は理屈抜きに面白い。ZR1は少し手を入れることで、とてつもない車に豹変する可能性があると実感した。当然だが水温と吸気温が出力に大きく影響するので、チューニングで高出力を狙うなら、適切な水温管理(80度〜85度)が不可欠となる。それとZ06/ZR1共に外気温が35度以上でパワーチェックを行うと、最高出力の発生回転数がやや低くなる事があった。



ところで今日の実測 車輌重量は、1,495kgと以前より少し減ったが、理由は19/20インチのタイヤ/ホイールを19/19インチに換えた事等だ。

今後は、パワーバンドを少し高回転側に振りたいのと、吹け上がりの重さの改善を狙って、GT9カム(ハイカム)と軽量フライホイールを組み込むつもりだ。

尚、ここまでが加給圧0.94kgmでのステージ2チューニングとなる。それにハイカムとシリンダーヘッドの加工を加え約780+馬力のステージ3チューニング、更に加給圧を1.1kgm程度まで高め約800+馬力のステージ4チューニングのTESTを行いたいと考えている。因みに、ステージ1チューニングは加給圧は変えずに、マフラー交換とECM(コンピュータ)のリセッティングで約680+馬力となる仕様。



ZR1のチューニング

現在受注可能な、ZR1のステージ1〜ステージ4チューニングをまとめてみた。

注)主な作業内容のみですので、詳細はお問合せ下さい。



ステージ1 約680+馬力  マフラー交換とコンピュータリセッティングと熱対策クーリングKIT装着



ステージ2 実測741馬力  上記+ステンレスタコ足+スロットル交換+大容量Heat Exchanger装着

             +大容量クーリングKIT装着+加給圧アップ0.94kg

             

ステージ3 約780+馬力  ステージ2+ハイカムとヘッド加工+130kgmトルク対応強化クラッチ装着  

            +強化エンジンOILポンプ装着



ステージ4 約800+馬力  ステージ3+加給圧アップ1.1kg+大容量燃料ポンプ装着



最後に、空燃比等に関してアドバイスを頂いた大川氏にお礼を申し上げたい。



741馬力パワー測定の動画はコチラから、。





 
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ZR1の水温と吸気温チェック
2011.09.23 Friday 21:17
ZR1の水温と吸気温チェック



急に秋らしくなってきた。午後4時頃よりTEST走行を行ったが、外気温は21度〜22度と低かった。5日前のコルベットオフ会は32度と暑く、水温も85度を超えたがこれが今年最後の夏日だったようだ。その後は台風15号の直撃で大雨が続いたが、台風一過、めっきり涼しくなった。



さて外気温21度〜22度の走行では、水温79度〜83度(大半は81度辺り)で油温87度〜89度となった。これはいつものTESTコースと高速道路で約100km走行した実測値だ。流すだけでなく空燃比チェックも行ったので、3割程度はかなり踏んだ走りでの水温チェックとなった。

因みに今年の3月下旬に行ったノーマル時の水温チェック走行では、外気温9度で水温88度 油温97度だったので、今日の数値との比較では、再装着で冷却能力がかなりアップしていると判断出来た。



また急加速を繰り返しながら走った状況での吸気温(加給後)は、最も上昇した時でも40度〜43度近辺を保った。水冷式インタークーラー用Heat Exchangerの水温は23度〜38度辺りだったので、大容量Heat Exchangerの効果はそれなりにあったようだ。

外気温が30度を越す状況では、3層配置となる大容量Heat Exchangerは難しいが、今日の様に外気温が20度そこそこでは、水温/油温共に全く適正値を保もつ事ができたので、今後の方向性を検討中だ。



本来Z06/ZR1の純正装着ラジエターのコアはさほど厚くないが、Ron Davis等(同等の国産ラジエターも)大容量タイプはコアがかなり分厚くなる。フレームの間にラジエターを装着する構造なので、横幅や高さを増やせない為 厚さを増す以外に容量を増やす事が難しい。ラジエター前にエアコン用コンデンサーが重なり、更にその前にZ06ではOILクーラー、ZR1の場合はHeat Exchangerが重なる3層(3重)配置となっている。気温が下がってきたので、水温上昇の問題はクリアーできそうだが、冷却風の抜けが悪く空気抵抗の増大が気に掛かる。

大容量Heat Exchanger装着時の吸気温と、水冷式インタークーラーの水温は把握できたので、次はノーマルHeat Exchanger装着時の吸気温と水温変化をチェックの予定だ。












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ZR1の水温と吸気温チェック
2011.09.23 Friday 21:17
ZR1の水温と吸気温チェック



急に秋らしくなってきた。午後4時頃よりTEST走行を行ったが、外気温は21度〜22度と低かった。5日前のコルベットオフ会は32度と暑く、水温も85度を超えたがこれが今年最後の夏日だったようだ。その後は台風15号の直撃で大雨が続いたが、台風一過、めっきり涼しくなった。



さて外気温21度〜22度の走行では、水温79度〜83度(大半は81度辺り)で油温87度〜89度となった。これはいつものTESTコースと高速道路で約100km走行した実測値だ。流すだけでなく空燃比チェックも行ったので、3割程度はかなり踏んだ走りでの水温チェックとなった。

因みに今年の3月下旬に行ったノーマル時の水温チェック走行では、外気温9度で水温88度 油温97度だったので、今日の数値との比較では、再装着で冷却能力がかなりアップしていると判断出来た。



また急加速を繰り返しながら走った状況での吸気温(加給後)は、最も上昇した時でも40度〜43度近辺を保った。水冷式インタークーラー用Heat Exchangerの水温は23度〜38度辺りだったので、大容量Heat Exchangerの効果はそれなりにあったようだ。

外気温が30度を越す状況では、3層配置となる大容量Heat Exchangerは難しいが、今日の様に外気温が20度そこそこでは、水温/油温共に全く適正値を保もつ事ができたので、今後の方向性を検討中だ。



本来Z06/ZR1の純正装着ラジエターのコアはさほど厚くないが、Ron Davis等(同等の国産ラジエターも)大容量タイプはコアがかなり分厚くなる。フレームの間にラジエターを装着する構造なので、横幅や高さを増やせない為 厚さを増す以外に容量を増やす事が難しい。ラジエター前にエアコン用コンデンサーが重なり、更にその前にZ06ではOILクーラー、ZR1の場合はHeat Exchangerが重なる3層(3重)配置となっている。気温が下がってきたので、水温上昇の問題はクリアーできそうだが、冷却風の抜けが悪く空気抵抗の増大が気に掛かる。

大容量Heat Exchanger装着時の吸気温と、水冷式インタークーラーの水温は把握できたので、次はノーマルHeat Exchanger装着時の吸気温と水温変化をチェックの予定だ。












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Z06/ZR1のスピードリミッター
2011.09.21 Wednesday 22:14
Z06/ZR1のスピードリミッター設定値



Z06とZR1のスピードリミッター等の設定値は下記の通り。



Speed Limiter 設定値

C6クーペ(AT) 300km

Z06 330km

ZR1 338km

ZR1 338km(2010年〜)



Engine Protection Speed Limit 設定値

Z06 330km

ZR1 350km

ZR1 512km(2010年〜)



上記のスピードリミッター設定値の変更は可能。WEST ZR1ではSpeed LimiterとEngine Protection Speed Limit 共に、十分に余裕のある設定値にしている。


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Z06/ZR1のスピードリミッター
2011.09.21 Wednesday 22:14
Z06/ZR1のスピードリミッター設定値



Z06とZR1のスピードリミッター等の設定値は下記の通り。



Speed Limiter 設定値

C6クーペ(AT) 300km

Z06 330km

ZR1 338km

ZR1 338km(2010年〜)



Engine Protection Speed Limit 設定値

Z06 330km

ZR1 350km

ZR1 512km(2010年〜)



上記のスピードリミッター設定値の変更は可能。WEST ZR1ではSpeed LimiterとEngine Protection Speed Limit 共に、十分に余裕のある設定値にしている。


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Katech 改スポイラーTESTと駒ヶ根オフ会
2011.09.20 Tuesday 20:53
Katech 改スポイラーTESTと水温チェック



連日の雨天も一段落し日曜日はようやく快晴になったが、夏日が戻った暑さとなった。この日は駒ヶ根市で開催されたコルベットオフ会に参加した。

往復の500kmで Katech 改スポイラーTESTと、インタークーラー再取り付け後の水温チェックを行ったが、何より Z06 の皆さんと楽しい一日を過ごせたのが良かった。



スポイラーTEST

やはりスポイラーの高さを低くした事で、効きは弱くなったと判断した。かなりのスピードでうねった高速道路を走行したが、挙動が若干変わったように感じた。ZR1はZ06と比較すると、前後の重量バランスが良くなく80kgの重量増 全てが前輪に集中している事もあり、リアの安定性が重要な事を再確認した結果となった。

但し、後方視界と見た目は良くなった。見た目、つまり外観のほど良い高さが、ボデーデザインにマッチしたのが良かった様だ。



引き続きスポイラー細部の仕上げと数回のクリアー塗装、その後走行TESTを行う予定だが、併せてリアウイング装着に取り掛かる事にした。

安定性確保と空気抵抗低減を目指すとやはりウイングになる。翼端板の形状もほぼ決まったのでいよいよ装着だ。これまでの3D形状ではなく、Z06/ZR1のボデー形状にマッチしたウイングを目指した。



Z06/ZR1のリアスポイラー高さ比較(低い→高い 順となる。)



GM Z06純正リアスポイラー

GM Z06とC6オプションスポイラー

GM ZR1純正 リアスポイラー

APR Z06/ZR1リアスポイラー

Katech改 Z06/ZR1リアスポイラー

Katech Z06/ZR1リアスポイラー

 



水温チェック

駒ヶ根までの往復500kmで、Katech 製大容量インタークーラー用Heat Exchanger 再取り付け後の水温チェックを行った。

結果はGM純正Heat Exchanger装着時より高めだが、最初の取り付け時よりは幾分下がったようだ。この日の日中は外気温32度と暑かった事もあり、水温は82度〜88度付近となったが、前回のTEST時は外気温が26〜28度と低かったので単純比較が難しい。但しかなりの高速になると79度付近まで下がったので、冷却風の抜けの悪さもあると思われる。因みに Heat Exchanger の水温は40度辺りと低かった。

当然だが、ラジエターの前にエアコン用コンデンサー、更にその前に上記の大容量Heat Exchangerの3層配置は厳しい。それと3層配置では、空気抵抗が大きいのも気になるところだ。

加給後の吸気温度と、Heat Exchangerの水温をチェックしながら今後の方向性(Heat Exchangerの交換もしくは位置換え等)を決めたいと考えている。










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