銃及び銃部品の個人輸入の特例に関して。 ライフル実包のリローディングに関して
2020.08.19 Wednesday 09:40
銃及び銃部品の個人輸入の特例に関して
ライフル銃、散弾銃及びその部品等を輸入するには、経済産業省で輸入承認を得
る事が必要だ。
但し所持許可を得た個人の銃の部品等の輸入に関しては、特例枠があるので利用
出来る。
所持許可を得た個人の銃の部品(例えばストック、予備弾倉、Scopeベース、替
え銃身等)は、特例枠で輸入通関が可能だが、あくまでも正式に所持許可を得た
銃の部品で、本人使用の物に限定される。
例えばRemington 700で口径が308Winや6mmBRを所持している場合、同じ
口径のShortアクション用部品の輸入通関は可能だが、同じRemington 700用
でも、300Winマグナム等のLongアクション用部品の輸入は出来ない。
具体的にはLongアクション用のストック、Longアクション用予備弾倉(装填数
5発以下)、Scope ベース等が該当する。
当然だが、所持していない銃(所持許可の無い銃)の部品を、特例枠で輸入する
事も出来ない
明らかに上記特例枠の範囲を超えて輸入された、というか意図的に輸入した思わ
れる案件も散見する。
 
仕事柄、税関から銃の部品等に関しての問い合わせを頂く事がある。
輸入通関申請された銃の部品等が、トイGUN用なのか銃(ライフル銃もしくは
弾銃)なのか等、判断が難しい場合が少なくない。
今後とも不正輸入防止の観点から、問い合わせには協力的に応じるつもりだ。
また明らかに法に適合しない案件は告発する方針だ。
実際に銃及び部品等のIL(輸入承認書)申請においても、我々業者の申請は、
全く原則通りだが、個人輸入の場合とは微妙に温度差を感じることもある。
自己所有の猟銃等の部品輸入は、上記の特例枠で許可された範囲であれば、
ば合法だが、明らかにその範囲を超えて輸入している案件は問題だ。
かつて近県において、軍用自動小銃に極めて近い5.56mm口径のヨーロッパ製
ライフル銃を、口径を6mmと偽り、不正に輸入し所持許可を取得した案件があ
った。(のちに摘発され所持許可は取り消された。)
やはり近県だが、個人で上記の輸入特例枠の使用が極めて多い案件もある。
単に件数が多いだけではなく、明らかに上記特例枠の範囲を超えていると思われ
る物も少なくなく、実際に現認した案件もある。
日本国内において、猟銃等は許可を得て所持できるのが日本の法律である以上、
銃刀法を遵守して所持をする事が大前提だ。 
輸入申告時に虚偽の申告や、不正な方法(海外通販等で税関申告を行わず)で銃
の部品等を輸入すると、関税法違反等で罰せられるだけでなく、銃刀法にも抵触
し、銃の所持許可を失う事もあるので注意が必要だ。
また現役軍用銃、及びその部品は当然だが輸入不可となる。一例として、英国軍
の現役 正式狙撃銃 L96A1がある。
製造元は A.I アキュラシーInternational社だが、銃本体だけでなくストックや弾
倉も、承認を取って輸入することが難しい。
現役英国軍の正式狙撃銃L96A1 (A.I アキュラシーInternational社製)の弾倉やス
トックの輸入は、輸入承認がされないと考えるのが妥当だろう。 
まして個人輸入の特例枠の範囲ではない。
上記の通りRemington 700を射撃や狩猟用として、口径308Winや6mmBRのシ
ョートアクションライフル銃を所持している場合、ショートアクション用の部品
は、個人特例枠でも輸入は可能だが、ロングアクション用のストックや弾倉の輸
入は、所持許可のない銃部品の輸入に該当するので不可だ。
ロングアクション用部品を、ショートアクション用として申告すると虚偽の申告
となる。
特に殺傷能力の高いライフル銃及びその部品等の輸入は、銃砲輸入業者だけでな
くライフル銃等(猟銃、射撃銃)を所持している個人も、全て同等の厳格さで法
を遵守する事が求められる。
eBay等海外オークションでこれらの銃部品等を落札した場合も、全て輸入承認
得て輸入(入手)しなければならない。
海外オークション(eBay等)で落札したライフル銃部品等が、稀に通関手続きを
経ずに入手出来た、と聞く事があるが銃の部品等を通関手続きをせず輸入する事
は、明らかに法律に違反する行為となり、刑事告発されると銃を所持している場
合は、銃の所持許可取り消しとなる可能性があるので注意が必要だ。
銃部品の輸入を検討する場合、輸入の可否に関して事前に経済産業省に問い合せ
てみる事も必要だろう。 
ライフル実包のリローディングに関して 新品薬莢の作業   

必ずネックのバリ取り(面取り)と、整形を行う。また雷管ホールのバリ取りも、薬莢後ろ側と内側から行う。
新品薬莢は重量測定を行い、極端に軽い物と重い物は省く。

弾頭 
新品弾頭は必ず、重量測定と外径のチェックを行う。経験から重量測定では、おおよそ70%辺りは揃った重量になるのでそれを本射用とし、重い物と、軽い物は、混合せずに試射用等で使用する。
また弾頭は、素手では触らず、必ず綿手袋をして作業を行う。
理由は指先の脂が弾頭に付着することで、ネックテンションが変わる→腔圧のバラつきが発生→着弾のバラつきが生じるからだ。

ルーブを完全に洗浄して除去すること
当然だが薬莢のフルダイもしくはネックダイで、リサイジング時に塗布するルーブは、弾頭をシートする時には完全に洗浄する事が不可欠だ。
ルーブは薬莢の焼き付きを防ぐ為の、極めて極圧に強い潤滑剤なので、弾頭をシート(装着)する時には絶対に洗浄しなければならない。
シンナーに5分程度浸した後、熱湯で10分間程度洗浄しているが、熱湯から出した後は、コンプレッサーの高圧エアーで、薬莢内側と雷管ホールの水分を飛ばしている。
その後一日程度は完全に乾燥させてから雷管を装着となる。

参考までに、発射後の薬莢の作業手順は下記の通り。
1)タンブラーで一晩程度研磨する。この時は雷管は装着したままでタンブラーに入れる。雷管を取り外した場合は絶対にタンブラーに入れてはならない。理由は雷管ホールが広がるからだ。

 
2)タンブラーのメデイアを完全に除去(エアーで飛ばしてから)ルーブを塗布してフルダイ、もしくはネックダイでリサイジングする。*この作業で雷管は外れる。
 
3)雷管ホールの掃除を行う。

4)シンナーと熱湯で薬莢を完全洗浄する。上記の通り、リサイジング用ルーブは完全に洗い落とす。

5)熱湯から出した薬莢は、薬莢内側と雷管ホールの水分と汚れ等を、高圧エアーで吹き飛ばす。

6)約1日程度完全に乾燥させる。冬季はストーブの前で置くのも良い。

7)ネック部分のバリや割れの有無を確認して雷管装着となる。

330Dakota Mag用リローディング用品

リローディングダイス 330Dakota Mag用は常に在庫が有り。

フルダイ Redding製ネックブッシュ交換式フルダイと、一般的なフルダイを常時在庫。ブッシングタイプのフルダイはReddingで特注可能。

 
ネックブッシングダイ 高精度のRedding製ネックブッシングダイは、330Dakota Magの設定が無いので、338Win用をベースに製作した。

弾頭装着用プレス Sinclair製アーバープレスを使用。やはりWilson シーターにも330Dakota Magの設定が無いので、338Win用をベースに当方で製作した。
Wilsonシーターは弾頭を真上から落とし込むので、弾頭装着時の精度が高いだけでなく、弾頭装着の硬さ具合がよく判るので、腔圧の揃った実包選別が可能だ。

注)上記の弾頭、薬莢、リローディング道具は全て常時在庫商品となります。



 
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